今年にやったゲームと買って良かったものとまとめて、2024年を振り返ろうと思う。
2024年に買ってよかったもの
SONY RX100III(DSC-RX100M3)
新婚旅行のためにちゃんとした写真を撮りたくて、カメラを買った。 といっても大きなカメラは買っても使いこなせるか心配だったし、使いやすいコンデジは昨今スマホに市場を食われたのか良いモデルがなかなか無い。 というわけで、ソニーの10年前のコンデジRX100M3を買ってみた。
#RX100M3 か #RX100III のどっちが正しいか分からん pic.twitter.com/0GsHUu4wZN
— s2terminal | suzuki.sh (@s2terminal_tech) May 21, 2024
10年前の機種だけど生産終了は今年というだけあって、今でも現役バリバリで使えるスペック。スマホアプリ経由での写真取り込みとかにも何も問題は無い。唯一、充電がUSB micro端子でありType-C非対応な点だけは問題だったけど。
ASUS ExpertBook CX54
数年ぶりに国内発売となった16GB RAM搭載Chromebook。 CPUのCore Ultra 5 115Uはカタログスペックが特別に高いというわけではないが十分に高性能。ファンもあまり回らないので静かで使い勝手が良い。特徴であるNPUは一体何に使っているのかよく分からないけど、性能面の満足度は高い。
バッテリーの持ちがあまり良くないのと、ストレージが128GBしか無いのが難点。
Lenovo Tab Plus
11.5インチAndroidタブレット。このタブレットはオーディオ面が特徴で、26Wとかいうタブレットではありえないレベルの出力で、「ちょっとしたスピーカーを接続したような音」がペラペラのタブレットから鳴る。リビング用のオーディオ、寝室で寝る前に動画観る用、旅行先のホテルでちょっと使う用、すべてが1台で務まる。Bluetoothスピーカーとして他の機器の音声を再生する機能もあるけど、これ自体がAndroidタブレットなのでわざわざBluetoothを介する必要は無く1台で完結する。
商品名がややこしく、「Lenovo Tab Plus」が正式名称。前のモデルである「Lenovo Tab M10 Plus」を以前使っていたけど、「M10」が無い方が新しいモデル。
Nothing CMF Phone 1
画面が大きめのスマホ。スマホゲームをあまりやらないので、これで十分に高性能。先述の通りコンデジを買ったのでカメラの性能は不要、むしろ背面で出っ張っていて主張の強いカメラは大きなマイナスになるんだけど、このCMF Phone 1はカメラが控えめで必要最低限の性能に抑えられていてその点も好印象だった。FeliCaが無いけどまあ仕方ない。
アタッチメントみたいなのがついていて、ネックストラップのような紐が本体につけ外しできるのが意外と便利。ネックストラップってあると便利なシーンは多いけど常につけておきたいわけでもないから、つけ外しがしやすいのは嬉しい。
2024年にやったゲーム
続いてゲームを振り返っていく。
- XBOX Series S
- Cyberpunk 2077
- PS5
- Rise of the Ronin
- Steam
- STREET FIGHTER 6
- Palworld
- Spell Disk
- Chillquarium
- Omega Crafter
- Rusty's Retirement
- Core Keeper
- 龍が如く0誓いの場所
- Android
- 学園アイドルマスター
- Zenless Zone Zero
- Pokémon Sleep
- Pokémon Card Game Pocket
今年やったゲームはこんな感じ。このうち、ちゃんとまとまった時間を取って遊んで エンディングまで到達したゲームは「Core Keeper」と「龍が如く0誓いの場所」だけ であって、例年よりも結構少ない。 Nintendo Switchが調子が悪くなってしまいほとんど起動しなくなったし、他のゲーム機に触れる時間も多くなかった。
私生活が忙しかったのもあって、あまりゲームができなかった。忙しかった要因のひとつは外出が増えたからで、その中にはTokyo Game Show 2024みたいなゲーム関連のイベントもあってゲームへの興味はむしろ失ってないんだけど、肝心のゲームプレイする時間が全然取れていないの。
その他、KINGDOM HEARTS Missing-Linkに備えてGameSir X2sを用意しておいたけど、一度も活躍することが無かった。
GameSir X2sをSurface Duo2に付けると、見た目だけはDSとSwitchを合体させた完全究極ゲーム機のように見える。
— s2terminal | suzuki.sh (@s2terminal_tech) July 22, 2024
実際にはゲームで2画面使うことは無いので無駄だけど pic.twitter.com/GRIkSehkEg
Xbox Game Passに復帰したので、来年はもう少し出番があるかな。
以下、複数タイトルをピックアップしていく。
Palworld
色々と世間を騒がせたタイトルだけど、ゲームとしての中身に偽りは無いタイトル。シューティング、サバイバルクラフト、クリーチャーコレクション、オープンワールド、マルチプレイ、自動化、ハウジングなど、楽しいゲームの良いところを全部詰め込んで組み合わせたら面白いゲームになるんじゃないか?という中学生の妄想みたいな企画書を本当に面白いゲームとして組み上げた作品。安直そうなアイデアだけど、今までそういうゲームがなかなか無かったのは様々な理由があったはずで、それを乗り越えてひとつの作品に仕上げたのは素直に開発力の高さを感じた。
正式リリースが楽しみなので、とりあえず迷惑かけた各所にはケジメつけて無事にリリースされる事を願っている。
Core Keeper
2023年に続いて最もプレイしたゲーム。いわゆるサンドボックスゲームの中では誘導がある方で、倒すべきボスとかバイオームに想定された攻略順番があって、順番に進めると素材や装備が徐々に揃っていくようになっているRPG的な設計になっている。そのぶん進行度を揃えて共通の話題ができやすく遊びやすいデザイン。
今年は正式リリースされて最終ボスが実装されたタイミングで最初から始めたけど、低級のトロッコとかウェイポイントが追加されてたりして、広大なフィールドの探索が快適になるようになって間口が広がったように感じた。アーリーアクセス版のときから完成度は高かったけど、面白さは変わらず、より多くの人の手にとってもらえるような工夫が行き届いたように感じた。
学園アイドルマスター
主人公含めキャラクターの言動が理解できなくて苦しかったんだけど、有名な実況プレイを見て、なるほど、こういう風に遊ぶのか、と思った。
ゲームシステムの見た目がローグライト風だとして話題になっていたけど、個人的にはこの点に結構疑問がある。ローグライトの特徴であるパーマデスやアドリブによるリプレイ性が高いわけではなく、繰り返しの報酬によるパワーアップとキャラクターとの物語の進展によってリプレイさせている形なので、一般的なJRPG的だと思ったんだけどどうなんですかね。 もちろんその点が悪いわけではなく、ローグライトの面白さとJRPGのリニアに進む分かりやすさを両取りしているシステムだとも言えると思う。とにかく、Not for meだったけどゲームとしての構造に興味深い点が多い作品だった。
Zenless Zone Zero
演出がすごい。これが2024年最新のゲームの表現だ。オープニングとチュートリアルちょっとやるだけでも異常なクオリティの高さが感じられて面白かった。無料でダウンロードできるので、ゲーマーなら騙されたと思って一度起動してみるべき。ゲームでここまでやるのか、と感動した。
しかし中身はソシャゲ。
Cyberpunk 2077
街の作り込みがすごい。近未来のサイバーパンクの世界が完全に作られている。街も多層的で複雑な構造をしていて、オープンワールドでどこにでも行ける。
しかし中身は銃で撃つだけのゲーム。
Pokémon Card Game Pocket
大人気ゲームだけど、これはちょっと肌に合わなかった。 1日2袋開けられるパック、いつも唐突に始まるイベントなど、なんというか、何もかも脈絡がない。ガチャというか、マイクロトランザクションさせるためだけの機械のように感じてだめだった。紙のカードゲームとスマホ向けゲームの悪いところ同士を組み合わせたように感じた。
ランクマッチのような様々な実力のプレイヤーが楽しくバトルできる仕組みが無いにもかかわらず「5連勝しよう」といったイベントが有るのも、公式が「これはコイントス運ゲーなので実力差という概念は無いですよ」と言っているようなものに感じた。このイベントも「エンブレムイベント1」と最初から連番がついていて、ああ、このゲームはただこのイベントを機械的に繰り返していくだけなんだな、と感じて続ける気が無くなってしまった。紙のカードゲームだと当たり前のことなのかもしれないけど。
龍が如く0誓いの場所
シリーズ最高傑作と言われててちょっと期待が高すぎたかな。昔やった初代「龍が如く」(以下「1」)のほうが好みだった。主人公が2人いて歩調を合わせながらストーリーが進んでいくせいか物語全体が冗長な印象を受けた。一方で、冗長な演出が錦山とかマコトのキャラを引き立てていた面もあって一概に悪いとも言い難い。ただ「1」は全体がコンパクトで、主要キャラクターが喧嘩しまくって死にまくってどんどんストーリーが進んであっという間に終わる、一本の映画のような引き締まったところが好きだったので、ちょっと違うな、と思った。
しかしこの「龍が如く0」は、「1」に比べると悪役の迫力がすごい。堂島組の3幹部に本部で初めて会った時「こいつらに勝てるの?どうやって?」ってなる。近江連合の佐川も、シリーズの悪役の中では珍しく直接対決する武闘派ではないけど、その存在感やエンディングの展開に対する納得感が強い。とにかく悪役が魅力的な作品だと思った。
Pokémon Sleep
結局全部これのせいなんだよな。
「今年はゲームできなかった」とか言いつつ年間2,800時間も奪われた生活破壊ゲーム。このゲームのせいで他のゲームする時間が大幅に減ったし、コード書いたり勉強したりする時間も全然取れなくなった。でもやめられない。きっと2025年もこのゲームばかり遊ぶことになると思う。
このゲームの特徴は、プレイ時間...つまり「睡眠時間」を最重要視しており、どれだけ課金しても何しても睡眠時間を稼がないとゲームを進めることができないようになっている。もちろん1日あたりの睡眠時間には限りがある。つまり初期から遊んでいる人ほどゲームを先に進めやすく、新規プレイヤーが参入する時期は後になればなるほど苦しくなってくる。このゲームバランスでうまくやれるかどうかは心配だけど、見てる感じまだ数年は大丈夫そうかな、と思う。
なので、このゲームは一度始めたら少し休止とかできない破滅への片道切符。私はもうサービス終了するまで毎年2,800時間をカビゴンのために捧げ続けるしか無いんだと思う。
2024年は「いいキャンプチケット」無しでワカクサ本島マスター19到達したので、来年はついにマスター20で制覇できると思う。