Microsoft Build 2022が開催されて、Satya NadellaのKeynoteを見てきた。今年も日本語同時通訳があり、日本時間向け再放送+日本向けスタジオライブプログラム等もあり、日本でも自宅にいながら色々と楽しめるようになっていた。
以下、個人的に気になった発表をメモしていく。詳細な発表内容はBook of Newsや各種ニュースサイトを参照。
Azure Container AppsがGA
サーバレスアプリケーションを簡単に作れるAzure Container AppsがGA(一般公開)になった。 私は類似サービスであるGCP Cloud Runが大好きなので、Azureにも頑張ってほしい。
Cognitive Serviceのテキスト要約
これは今回(2022年5月のBuild)で発表された物だと思いきや、すでに2021年11月のIgniteで発表されたものだった。解説記事もある。ノーマークだった。さわってみたい。
Microsoft Power Pagesが発表
ノーコードでWebページが作れるMicrosoft Power Pagesが発表された。
Microsoft Power Apps express design
Power Appsで、手書きフォームを認識したりできるようになった。 数年前に発表された「Sketch2Code」の応用だと思うけど、当時は精度がまだまだだったと思うので今はどれくらい行けるのか気になる。
Microsoft Dev Box
クラウド上の開発環境Dev Boxが発表された。 類似するサービスとしてGitHub Codespacesがすでに提供されているけど、Windows仮想マシンをそのまま使えるのでより柔軟だったり、ハイスペックなハードウェアの性能を活かした開発とかができるらしい。
Project Volterra
闇の世界みたいな所で地面からミニPCが生えてくる謎のムービーが格好よかった。
「PS5で出るゼノブレイドの新作だ」と言っても途中までは騙せるのではないかと思う。
で、これは何かというとWindows ARM版のミニPCで、AI開発等に最適化されているらしい。3台重ねて積んでいる映像が出てたけど積むと強くなるものなのかどうかはよくわからない。
去年のBuild 2021の話: https://blog.s2terminal.com/microsoft-build-2021-keynote