自分のペースでゲームをやる
2025年は「自分のペースでゲームをやる」「ゲーム側の都合にペースを左右されないようにする」というのを自分のルールとして決めて意識していた。具体的には 「デイリーミッション」や「新シーズン」などのゲームの都合は無視して、ゲームは自分がやりたいときにやる、ということ。
やっぱり私はゲームが好きなので、色々なゲームを自分のペースで楽しみたい。だけどここ数年ゲームする時間が少なくなってきたのを感じていた。なので限られた時間を自分が本当に好きなゲームに分配するため、ゲーム側の都合で時間を左右させず自分でコントロールしようと決めた。そもそもデイリーミッションとかはDaily Active UserとかのKPIを上げたいゲーム側の都合なので、ユーザーにとっては知らんがな、という感じ。
こうすると、たとえば毎日無料でパックが引けるという特徴を持つ「Pokémon Card Game Pocket(ポケポケ)」は一切起動しなくなった。お前、毎日パックが引けることを抜くと中身が無いゲームだったんだな。去年の時点でも割とゲームとしての中身があるのか疑問だったけど。
なお、もちろん「デイリーミッション」とかそういうのはゲームのビジネスとしてのKPIを上げるための様々な工夫のひとつであり、2025年現在において収益を上げて成功しているタイトルの多くで取り入れられている。先述のポケポケも、私からすれば「中身が無いゲーム」だけど実際は結構儲かっているっぽい。ゲームが存続するにはビジネスとして成立することは必須なので、こういう要素があることは否定しないけど、こういう要素に頼りすぎているゲームには手を出さなくなっていくと思う。
Nintendo Switch 2の発売
今年は新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」が発売された。大変な品薄で、発売から半年経った今も抽選がされているけど、私は妻の分まで引き当てたので発売日から遊ぶことができた。
このNintendo Switch 2、純粋にNintendo Switchをスペックアップさせたという感じで、個人的に満足はしている。だけど、そもそもNintendo Switchがスペック的に2025年のゲーム機としては限界に近かったところを現代的なスペックに押し上げたという感じで、圧倒的とは言えない。グラフィック性能は十分なレベルに達していると思うんだけど、ロード時間はPS5やXbox Series Sに慣れているとあと一歩高速化して欲しかったなと感じる。Nintendo Switchが発売された2017年と違って、Steam DeckやROG Allyに代表されるように携帯型ゲーム機の競合も色々ある中で、Nintendo Switch 2は差別化されているとは思うけど決して完全なゲーム機ではない、いくつかある携帯ゲーム機の選択肢の中のひとつというように立ち位置が変化している。個人的には、任天堂はNintendo Switch 3はもう出さなくてまた全く新しいゲーム機を用意していると思っている。
しかしハード自体のクオリティは良いとして、Nintendo Switch 2専用ソフトのクオリティは個人的には微妙に感じる点が多く、ソフトに強い任天堂の腕前を疑問に感じることになった。これについては個別タイトルについて後述していく。個人的にはNintendo Switch 2はまだ本気を出していないベータ版ぐらいの立ち位置で、ハードが十分に普及する来年以降に面白いタイトルをたくさんそろえているのだと信じている。
なおSwitch 2 Editionとしてマルチで新発売したタイトルはこの限りではなく、十分に面白かった。また「ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」のようにNintendo Switch 2 Editionが新たに追加された作品は元々の完成度の高さに加えてグラフィックやロード時間の改善でより遊びやすくなったし、Nintendo Switch 2 Editionが出ていなくてもパッチが当たるだけで改善した作品もある。特に「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」はもともと初代Switchでは処理落ちが激しくハードの限界を超えられていない印象だったけど、Switch 2に乗り換えるだけで劇的に改善されて完全に完成したと言える。
2025年やったゲーム
今年やったゲームは以下の通り。
- Steam
- Hot Springs
- Tiny Glade
- Windblown
- IdleSpiral
- Monster Hunter World: Iceborne
- Monster Hunter Wilds
- Revolution Idle
- 救国のスネジンカ
- Xbox Series S
- ユニコーンオーバーロード
- Clair Obscur: Expedition33
- メタファー:リファンタジオ
- Nintendo Switch / Switch 2
- XenobladeX Definitive Edition
- マリオカートワールド
- Nintendo Switch 2 のひみつ展
- ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム Nintendo Switch 2 Edition
- ポケットモンスター バイオレット
- ドンキーコングバナンザ
- 牧場物語Let's風のグランドバザール Nintendo Switch 2 Edition
- Lego Voyagers
- Core Keeper
- Pokémon LEGENDS Z-A Nintendo Switch 2 Edition
- ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女 Nintendo Switch 2 Edition
- Android
- Pokémon GO
- Pokémon Sleep
その中で印象に残ったものを個別に取り上げていく。
Monster Hunter Wilds
モンハン最新作。
普通にモンハンなんだけど、複数武器や群れなど新要素があまり面白さに紐づいていないのは気になった。ストーリー重視のRPGのような作風になってしまい、全体的に難易度は低下、モンスターの種類も減って、従来の「多様なビルドを試行錯誤しながら強敵を倒す」ような硬派で自由なハンティングアクション要素が薄まってしまった。悪くはないけど、本編をこういうRPGの方向性にするなら純粋なRPGの「モンスターハンターストーリーズ」シリーズの立場は...?
私はSteam版でプレイ。このPC版も安定性に問題があり色々と物議を醸した。RTX3060で60FPS出せて結構快適だったけど、これはグラフィック設定を結構色々とカスタマイズした結果なのでみんなが同じスペックで同じくらい快適に遊べたとは思えないし、定期的なアップデートで度々挙動が不安定になるのもネガティブ要素だった。
あとマルチプレイも基本的に出来ることが増えているはずなんだけど、リンクパーティとか環境リンクとかだいぶ意味不明だった。Steamだったらフレンドを選んで即マルチプレイ開始したいのよ。クロスプラットフォームだから難しいのかな。
色々あってもベースはモンハンなので基本的には面白いけど、他のシリーズ作品のように何百時間も遊び倒せるような深みは感じなかった。期待との落差は正直大きかったゲーム。
Clair Obscur: Expedition 33
フランス産のJRPG。オープニングの雰囲気は本当に良かったけど、途中でダレてやめてしまった。
このClair Obscur: Expedition 33は今年のThe Game AwardなどGame of the Yearを数多く受賞した作品で、間違いなく2025年を代表する最大の話題作。「JRPGといえば最高のグラフィック!最高の音楽!平凡なシステム!」というのを徹底的にやっている。とにかくグラフィックと音楽がすごい。そして見せ場となる重要なシーンでそれらを贅沢に使ってくる。
たぶん最大の山場「Une vie à t'aimer」が流れる大ボス戦の演出は本当にすごい。ベルエポックの世界観と写実的なグラフィックが嚙み合っていて、近代ヨーロッパの正装したおっさんに剣と魔法のファンタジーが混ざる異様な絵作り。そしてカットシーン中BGMは物憂げなメロディだった所から、バトルに入ると一変して激しい曲調に切り替わる。この離散的な不安定さはゲームBGMならでは、JRPGならではだよなー。
これがJRPGだ。平成のJRPGを代表するボス曲が「MEGALOMANIA」だとしたら、令和は「Une vie à t'aimer」だと思う。 ピクセルリマスターとかHD-2Dとか言って甘えてる日本の会社は目を覚まして本物のJRPGを作れと言わんばかりの、フランスから来た黒船。
ただしこのゲーム、完全無敵の完璧な名作かというと全然そんなことはない。見せ場とそうでない所の緩急の差が激しすぎて全然長続きしない。私も途中でやめてしまったので上記のUne vie à t'aimer流れるシーンまで到達してない。他にも途中でやめたという話を結構聞く。
途中でやめたとはいえ、オープニングの魅せ方からして圧倒的。「これはただのゲームではないな」と感じさせて物語へ引き込むのに十分な役割を果たしている。ゲームを通して見せたい所、やりたい事がハッキリしていて、そこに全振りしている。そういう意味ではとてもインディーズゲームらしい作品。今年Game of the Yearを受賞したことに調子に乗らず、今後もより良い作品を目指してほしい。
メタファー:リファンタジオ
本場日本のJRPG。これも序盤でやめてしまった。
個人的にこの会社のゲームは好き嫌いが極端で、「世界樹の迷宮」シリーズは人生最高の作品に挙げられるほど大好きな反面、この会社の看板である「ペルソナ」シリーズは大の苦手だったりする。「メタファー」は「ペルソナ」に比べると私の苦手なジュブナイルやロマンス要素が薄まっているものの、あまり好きではない方のタイプだったな。
Expediton33と続けてプレイしたのでどうしても比べてしまうけど、最初からカットシーンが多い割に内容がいまいち見どころを感じなかったので厳しかった。そしてExpediton33の戦闘中のアクション要素が嫌だったのに、本作を始めてバトルにアクションが無くなると物足りなく感じてしまった。
XenobladeX Definitive Edition
面白かった。別でブログを書いた。
ゼノブレイドクロス Definitive Edition はまさに決定版 | s2terminal.log
ユニコーンオーバーロード
ヴァニラウェアのシミュレーションRPG。これは結構面白いけど、1戦に何十分もかかるゲームがライフスタイルに合わなくなって、終盤(バストリアス地方)まで行ったけどやめてしまった。もう私はこういうゲームやらない人生なんだろうな。さみしいね。
サントラだけ買って聴いている。ベイシスケイプらしいサウンドが堪能できる。
マリオカートワールド
言わずもがなバトルアクションレーシングの始祖にして、任天堂が誇るゲームの頂点。Nintendo Switch 2の同梱版として入手。
しかし...これオープンワールドにする必要あった?フリーランでオープンワールドを走っても報酬が非常に薄く、「自由に走れる」以上の楽しさが全然無い。そしてオープンワールド化した弊害でグランプリなどの各コースが直線的になって、サーキットのような狭く入り組んだ道を走る楽しみが無くなっている。同じオープンワールドレースゲームのForza Horizonのほうが100倍よくできたゲームだと思う。
たとえば「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」は、アクションアドベンチャーというジャンルの中では10年遅れでオープンワールドに参入したけど、そのぶん徹底的に作り込んでいた。オープンワールドとしては後発でありながらその構成を咀嚼して再定義し、その後の多数のゲームに影響を与えた。プロデューサーが開発中に「究極のゼルダを作る」と豪語していたけど、その宣伝に恥じない圧倒的な完成度の作品だったと思う。
任天堂という会社はそういう「ブレスオブザワイルド」みたいな物作りができる会社だという高い期待があったけど、「マリオカートワールド」はレースゲームとしてオープンワールドに10年遅れで参入しながら何も面白さを追加できていないという、期待外れも甚だしい作品だった。「Forza Horizon」のようなオープンワールドレースゲームを任天堂がマリオカートで再定義したら絶対に面白いだろう、今後のレースゲーム業界を変える衝撃的な名作が出るだろうという確信があったけど、まったくそんなことはなかったのは残念だった。
なおオープンワールド化がイケてないだけで、中身は普通のマリオカートなので普通に面白い安定の名作。勝手にForza Horizonのようなゲームを期待した私が悪いだけである。
Nintendo Switch 2 のひみつ展
新ハードの技術デモ。Nintendo Switch 2の新ハードの機能や設計をいろいろレクチャーしてくれるゲーム。それまでは良い。
全体の構成としてはレクチャーとミニゲーム・デモ集になっていて、ミニゲームはほとんどマウスを使って遊ぶ単純なゲーム、20年前のFlashゲームのような内容になっていて独自性は乏しい。マリオなどのIPを使っているわけでもなく絵的にも地味。それ自体のクオリティが低いわけではないけど、2025年に発売された最新ゲーム機の紹介としてはあまりにも素朴な内容。あとゲームバランスもなんかおかしく、最序盤で遊べるトゲトゲよけのミニゲームだけ異常な高難易度になっている。マウス操作を上達させていくような導線があるわけでもなく、単純な理不尽に思える。
最新ゲーム機なんだからもっと未来や技術を感じさせるような内容にして欲しかった。「内部向けのデモをそのままゲームにしました」みたいなのを割と露骨に感じてしまい残念だった。
「ひみつ展」は、Playstation5のASTRO's PLAYROOMとは対称的な作りになっていると思った。ASTRO's PLAYROOMはプリインストールされていて最初から無料で遊べるし、中身も完全な3Dアクションゲームになっていて、サウンドや振動などPS5の新機能を楽しみながら体験できるような設計になっている。PS5の仕組みとか技術にまったく興味が無い人でも、「ゲームをしたい人」なら誰でも楽しめる内容になっている。仮に「ASTRO's PLAYROOM」があまり好みでなかったとしても、他のPS5用ソフトをダウンロードする時間ぐらいは稼いでくれると思う。
一方「ひみつ展」は低価格とはいえ有料のソフトで、まず「プリインストールされているべきだった」という考察の余地はあると思う。しかしそうするにも「ひみつ展」は純粋にゲームとして魅力が足りない。新しいハードを買って最初にやりたい事は「新しいゲームをしたい」という人が多いと思うんだけど、「ひみつ展」はその欲求にいまいち答えてくれず、ハードの創意工夫を熱心に自慢するのとチープなミニゲームがいくつかあるだけになっている。仮にこれがプリインストールされていても「こんな20年前のFlashみたいなしょぼいゲームじゃなくて、マリオやゼルダがやりたくてSwitch 2を買ったんだが?」となるのが普通の感想ではないかと思う。
ASTRO's PLAYROOMの開発チームは任天堂にリスペクトを払っていると公言しているけど、いつの間にか任天堂を超えていたのかもしれない。
ドンキーコングバナンザ
ドンキーコングのアクションゲーム。
ここ数十年ほどのあいだ、新しい操作感の実験台にされるような作品もいくつか続いたドンキーコングシリーズにおいて、3Dアクションとして抜擢されるのは「ドンキーコング64」以来25年ぶり。しかしカメラワークが悪くて何をしているのか全然分からなくてやめた。結局は「ボクセル自由破壊」というまた新しい操作の実験台にされた作品の一種だとしか感じなかった。
Lego Voyagers
2人プレイ専用のレゴのアクションゲーム。
レゴがカチッとはまる気持ちの良い操作感、アクション要素はあるけどダメージやゲームオーバーが無く何度でもすぐリトライできる優しいデザイン、言葉は無いけど明快でちょっと切ないストーリーなど、コンパクトな作品の中に良い要素が色々詰まっていた。
牧場物語 Let's風のグランドバザール Nintendo Switch 2 Edition
牧場経営シミュレーションゲーム。
「牧場物語」はジャンルを開拓した本家でありながら近年はいまひとつな評判が続いていて、さらにインディーズで人気のあるジャンルで競争が激化していて苦しそうな時代が続いていたけど、本作「Let's風のグランドバザール」はそんな状況を吹き飛ばす面白さだった。 もともとのんびりとしたスローライフを楽しむゲームデザインな所に、週1回のバザールを使って大きく売り上げを上げられるという構造になっていて、ゲームとしてメリハリが利くようになった。農業・酪農・クラフト・交流など様々な基本要素がシンプルによく出来ていてそれぞれ楽しく、それらの成果をバザールに持って行って売るというサイクルに繋がっているのが良い。 最序盤にバザールでやるべきことを逃すと、できることが少ないままの期間が延びてしまい影響が大きい点は気になった。
Core Keeper
2Dのサンドボックスアドベンチャー。今までPC版を遊んでいたけど、Nintendo Switch 2でやりたくなってまた買って遊んでいた。何度やっても面白い。しかしSwitch 2に最適化されたバージョンが出るらしいので、来年もまた買うと思う。
改めて買ってみて感じたけど、これ 容量が1GB以下 なんだよな。「PCでやってたけど、Switchでまたやりたいな」と思って買ったら、一瞬でダウンロード完了してすぐ始められる。この体験はとても良い。
Pokémon LEGENDS Z-A Nintendo Switch 2 Edition
ポケモン最新作。このゲームのメインメカニクスは「龍が如く」シリーズとの類似点が多数あると思っている。
ポケモンレジェンズZ-Aはだいたい「龍が如く」だと思う | s2terminal.log
前作「スカーレット・バイオレット(SV)」は「ポケモンを安易なキャラゲーで終わらせず、世界一のRPGを作ろう」という気概を随所で見せつつも、バグだらけの不安定なゲームでもあった。一方でこのZ-Aはまさに「ポケモンを安易なキャラゲーとして売り出そう」という魂胆を隠しもしないゲームで、見た目だけが良い欠陥だらけのキャラクター達、意味不明だけど映える絵は多いメインストーリー、操作性が悪いけど派手でスピーディなアクションバトルなど、とにかくパッと見の印象の良さを強く意識したゲームになっている。SVと違ってZ-Aは大きなバグも無く安定したクオリティになっている。「ポケモンってこうだよな」という期待を裏切ることは無かった。そういう意味では、見た目だけ挑戦的なタイトルに見えて、中身は昔ながらのポケモンのままだと思う。「スカーレット・バイオレット」より対象年齢が上がっているものの、依然として中身は子供向けの底の浅いゲームのまま、でもポケモンってそういう物だよね、それでいいと思う。最近のポケモンは肩の力を入れすぎだったかもしれない。
なおDLC「M次元ラッシュ」については色々と無理があるコンテンツになっていて、正直「Pokémon LEGENDS Z-A」本編を相当好きな人にしかおすすめできない苦しい作品だと思った。
救国のスネジンカ
ローグライト風味のシューティングゲーム。前作が好きだったけど今作やってなかった。
独裁国家の前線に立つという過酷な世界観、短いセリフだけで伝わる魅力的なキャラクターたち、見た目に反してカジュアルな難易度でさくさく進行するシューティングパート。1時間で終わるコンパクトな作品の中にこれらが詰まっている。
「ドールズフロントライン」や「アークナイツ」みたいな世界観は好きなんだけど、どれも過剰に長いテキストが苦手でいまいちゲームとして楽しめない。「救国のスネジンカ」は簡潔な描写とグラフィックでそういった世界観をうまく表現している作品なのが好き。みたいな感想を前作「溶鉄のマルフーシャ」でも言った気がする。
ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女
年末に買ってまだ序盤なので、面白かったら来年感想を書く。
2025年に行ったゲーム系のイベント・施設
今年はゲーム関連のイベントとかに出かけることがかなり多かった。
- ニンテンドーミュージアム(京都府宇治市)
- モンスターハンター20周年 大狩猟展(グランフロント大阪北館)
- Pokémon UNITE Asia Champions League 2025 FINALS(新宿三角広場)
- MONSTER HUNTER BRIDGE(大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン)
- INSOMNIA Pokémon UNITE FANMEETING(日本橋PACMAN)
- ポケモン発見大作戦 in 大阪ステーションシティ&うめきた(JR大阪駅)
- INSOMNIA FANMEETING in 大阪 Spported by近鉄(あべのハルカスspace9)
- NieR:Orchestra Concert re:12024 [ the end of data ](大阪国際会議場グランキューブ大阪)
- モンスターハンターオーケストラコンサート〜狩猟音楽祭2025〜(大阪国際会議場グランキューブ大阪)
- JR東海×ポケまぜ5周年記念特別企画(JR名古屋駅)
- ポケモンセンターカガワ リニューアルオープン(香川県高松市)
- 『Pokémon LEGENDS Z-A』発売前イベント(セブンパーク天美)
- MONSTER HUNTER WILDS NIGHT CANVAS supported by Lenovo(ユニバーサルハーバーデッキ)
こんな感じ。どれも楽しい思い出だったけど、単独で記事を書いたPUACL2025とNieR:Orchestra Concert re:12024は特に良かったし、偶然予約が取れた大阪万博のMONSTER HUNTER BRIDGEも単なるARではなく会場の振動まで使った体験型アトラクションでとても良かった。
ゲームは自分でコントローラーを握ってプレイする以外に、こういう周辺のイベントとかを含めて楽しむものになってきたと感じる。特にポケモンとモンハンはそういう周辺イベントに力を入れてくれるのでうれしい。
まとめ
2025年一番面白かったのは 「XenobladeX Definitive Edition」 かなあ。次点は「救国のスネジンカ」「Pokémon LEGENDS Z-A」「牧場物語 Let's風のグランドバザール」あたり。 音楽が良かったのは「ユニコーンオーバーロード」「Clair Obscur: Expedition33」この2作品が圧倒的。
しかし「XenobladeX Definitive Edition」は追加要素まで含めると確かに面白かったけど、特に最序盤の退屈さとか欠点も無視できないレベルではあった。 同じく今年やったゲームとして「Expedition33」とか「メタファー」は似たような理由で序盤でやめたのに「XenobladeX」を最後まで続けたのは、原作プレイ済で序盤を乗り越えると面白いというのが分かっていたからにすぎない。この「Definitive Edition」が初プレイだったら序盤でやめていたかもしれない。それだけの理由で「今年一番面白かったゲーム」になるか「つまらなくて途中でやめたゲーム」になるかが変わってしまうとしたら、ゲームの好き嫌いって案外そんなもので表裏一体の儚い物なのかもしれない。ゲームは娯楽であって、それを楽しむことに一貫性や説明責任は求められない。状況や運も含めて、そのとき楽しめたゲームが楽しかったゲームになる。
2026年はとりあえず「ぽこあポケモン」と、たぶんポケモン完全新作が出ると思うのでポケモンの年になりそう。
なお2025年はPS5を起動することがまったく無く、今年を振り返る機能も表示できなかったほどだったけど、2025年発売の「Ghost of Yotei」をそのうちやりたいので引っ張り出して来ようと思っている。